格安simとは?

携帯電話やスマートフォン、タブレットなどのモバイル端末を使うときにはsimカードが必要になります。当初は三大キャリアと呼ばれる企業が利用されていましたが、他のキャリアも通話やデータ通信のサービスを提供するようになりました。三大キャリア以外のsimカードを使ったサービスは価格的に安いため、格安simを呼ばれています。
格安simの提供者はMVNOと呼ばれます。これはVirtual Network Operatorの略であり、その会社自体は独自の通信回線を持たずに他の会社の海鮮を借りてサービスを提供している会社です。三大キャリアは独自の通信回線を持っているのに対し、格安simを提供している会社はその通信回線を借りてサービスを提供しているということになります。

格安simのメリットは価格が安いだけではありません。安いと品質やサービスが劣るのではないかと考えられがちですが、三大キャリアと同じ通信回線を使っているので品質に違いがないのが特徴です。また、三大キャリアのsimカードから移行したときにもナンバーポータビリティーを使えるので電話番号が変わることもありません。MVNOは数が多く、契約できるサービスプランが多岐にわたっていて、自分に合ったプランを選べるという点でも優れています。しかし、デメリットもないわけではありません。三大キャリアに比べて標準化されているサービスが少なく、必要に応じてオプションで追加しなければならない部分が多くなっています。また、携帯用メールアドレスを提供してもらえないのが基本で、フリーメールかオリジナルドメインのメールを利用することになるのが特徴です。これは会員登録などの際に携帯のメールアドレスが必要とされた場合に使えないというデメリットを生みます。また、基本的にはsimカードを自分で端末に入れて設定をしなければならず、初めてのときには操作方法で悩む可能性があるでしょう。この他にも三大キャリアほどにはショップが多くないため、困ったときにはオンラインサービスを利用することになる場合がほとんどだというのも問題になる可能性があります。

格安simでは通常は一ヶ月間の通信量によって料金が変わります。自分が月間にどの程度のデータ通信を行うかを把握した上でプランを選んで手配するのが基本です。しかし、契約を適宜変更できる会社もあるため、使いながらどの程度が良いかを考えていくこともできます。